こんにちは!独学でピアノを弾き続けて
6年目のケイトトです。
人の目が気になって弾く勇気がない…
もし人前でミスしてしまったら、どうしよう…
上手い人の後は弾きにくい…
演奏に文句言われない?
このような悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか?私もその一人でした。
ここ数年、誰でも自由に演奏できる「ストリートピアノ」の設置が全国各地で急速に普及しています。YouTubeで演奏動画を投稿する人も増え、ピアノを趣味や習い事で演奏してる人なら、一度は弾いてみたい!と思ったことがあると思います。
しかし、発表会や伴奏、自宅とは全く違う慣れない環境で弾くのは、とにかく緊張します。
演奏経験のある私だからこそ言えるのは、「緊張は力に変えられる」ということです。
この記事では、実際の経験にもとづいてストリートピアノで緊張せずに弾ける方法と、思考法や行動をお伝えします。
本番で緊張してしまう原因
人間は緊張してしまう生き物です。ではなぜ緊張してしまうのか、今回はピアノを弾く際に緊張する原因をお伝えします。
理想を求めすぎるため
自分の中で理想な演奏したいですよね!
しかし、理想の演奏するということは大変な努力を伴います。同時に絶対ミスしたくない!という意識が生まれてしまいます。結果、本番でプレッシャーから極度の緊張に襲われてミスを連発。
演奏後に落ち込んで憂鬱になる人は、多いのではないでしょうか?
私もそのうちの、一人でした。
過去に失敗した経験がある
これは、あるあるではないでしょうか?
- 演奏中に頭が真っ白になり、何を弾いていいのか分からなくなる。
- 絶対にミスをしてはいけない箇所で、ミスしてしまった。
- 発表会や伴奏で、大失敗をした。
私も弾いてる最中にど忘れしてしまい、パニックになった経験があります。
一度経験してしまうと、トラウマになるのは間違いないでしょう。実際、私もトラウマになり数週間ピアノを触ることができませんでした。
トラウマを抱えてしまうと不安な気持ちに襲われ、緊張するリスクが高くなってしまいます。
他人の目を気にしてしまう
他人の目を気にしてしまうのは、誰もがあると思います。
それは、ピアノも例外ではありません。
- 弾きたい曲があるけど、ここは空気を読もう。
- 演奏後に文句を言われないか不安。
- 自分なんて下手だから、人前で弾きたくない。
自分よりも他人の意見や評価を気にする人も、いるのではないでしょうか?
そうなってしまうと、演奏に集中できず自分の承認欲求を満たすだけ。ということになりかねません。
その結果、他人からの目線や評価を気にしすぎてしまうことにより、緊張に繋がります。
慣れない環境にいるため
普段から慣れている環境から、全く違う環境で弾くのは勇気が必要です。同時に自然と緊張します。
自宅は電子ピアノで、会場ではスタインウェイのフルコンサートピアノということも。
それはストリートピアノでも同じです!
こんなピアノ触れていいの?と明らかに高価そうなピアノを設置してる場所も存在しています。
では、どうすれば自然と緊張が発生してしまう中で、緊張せずに弾くことができるのでしょうか?
不可能ではありません!可能ですよ!
ストリートピアノで緊張しない方法
さっそく、ストリートピアノで緊張しない方法をお伝えします!
周囲の雰囲気に身を任せる
ストリートピアノはこれまでと全く違った環境です。
ホールのような静かな会場ではないのはもちろん。周りに人が常にいて、演奏を聴いているイメージがあると思います。しかし、周りは意外と気にしてません!自分の弾きたい曲で、好きな弾き方をしていいんです!むしろそれを望んでいる人しかいません。
緊張する原因として、「他人の目を気にしてしまう」「慣れない環境にいるため」を挙げましたが、この2つの考えを捨ててください!
え?思うかもしれませんが大丈夫です。
それは、周囲の人たちが解決してくれます!
私も初めて弾いたときは、ガチガチに緊張していました。前に弾いてた人はアニソンのジャズアレンジを演奏していて、技術の差が歴然でした。演奏後も拍手喝采で、演奏するのが憂鬱で仕方ありませんでした。私の番になりミスをしながらなんとか弾き終えると、周囲の人たちから拍手が起こったのです!
呆然としてると、前に弾いて人から賞賛の言葉をいただいたり、周囲の人たちからSNSの投稿許可を求められてました。
この瞬間で緊張が消え去り、次回から緊張せず自然体で弾けるようになりました。
演奏後の拍手は有名人になったつもりでいると気分がいいですし、他人の評価なんて気にせず、あなただけの演奏をしてください!周りは温かい人達しかいませんよ!
情報収集の場所としてとらえる
ストリートピアノにはピアノが大好きな人や、本業でピアニストの人が集まる場所です。いきなり演奏するのが不安と感じる方は、他人が演奏してるの見て研究するのもありだと思います。演奏しないと割り切ってしまえば、心の負担、次回緊張するリスクも激減します。
見て聴くことで、勉強にもなりますし、良い曲を見つけるチャンスです。
ピアノ好きしか集まらない環境なので、話かけてみるとアレンジやコード進行といった面白い話を聞けます。また、人脈を広げることも可能ですよ!
あらかじめ慣れている環境を整えてしまえば、緊張せずに弾くことも可能になってきます!さらに、普段通りの演奏をできる確率もグッと上がります!
緊張を楽しむこと
これは、私が一番効果的だと考えてる方法です
緊張を楽しむなんて無理無理。と最初思うのが普通ですので安心してください。
でも逆に考えてみてください。その時に味わう緊張感は、一度きりなのです。場所や体調が違うだけで緊張しなくなったりします。人生一度きりしか味わえないと思ったら、あなたはどうしますか?
絶対に後悔しないように全力を尽くすはずです。その感情と緊張感は表裏一体なのです。
もし緊張してどうしようもなくなってしまったら、このことを思い出してください。
あなたの緊張を力に変えます
私は毎回この考えを弾く際に思い浮かべ、全力を尽くしながら一度きりの緊張を楽しんでいます。
まとめ
今回は「ストリートピアノで緊張したくない!」と考えてる人へ向けて、私自身が実践してる考え方と行動をまとめて紹介しました。
ストリートピアノは最高の場所です。好きな人たちが集まって繋がれるのですから!
技術の差なんて関係ありませんし、必要なら教えを乞うことも可能です。
ピアノ弾きならいくべきですよ!
では、今回はこのへんで終わりにします
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント